ほめるべき?怒らないべき?【自信のある子どもを Vol.5/7】
「自信のある子どもを」
第4回に続き、
今日は第5回です。
ほめる
ほめない
怒る
怒らない
しかる
ここら辺って
子育てでよく出てくる
テーマだと思います。
「たくさんほめよう」
という話がある一方で、
「ほめすぎはよくない」
という話もあります。
後者は、
ほめられすぎると
「ほめられないと自分はダメなんだ」
って思うようになっちゃう
ってことですね。
また、
「しかると怒るは別で
怒るのではなく叱ろう」
というようなことも
出てきます。
ぼくもここら辺関心があって
自分なりに調べました。
その中で、
子育てがテーマで講演している
知人に直接話を聞きました。
ぼくも所属している
NPO法人ファザーリング・ジャパン
のメンバーです。
彼の話が一番しっくりきたので
ご紹介します。
要約すると
このようなことを
話してくれました。
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ぼくは
ほめる、ほめない、
しかる、怒る
といったところには
フォーカスしていません。
もちろん
色々な論議があるが
そこは本当に難しい。
親であれば
ほめたいこともあれば
一方でもっとがんばってほしいと
本心ではイライラしてしまうこともある。
イライラしたり
怒ってしまうこともある。
そこをあまり制御しても
自分がストレスがたまり
子どもにも逆効果になってしまうことも。
怒るとしかるの違いも難しい。
そこよりも
ぼくが伝えているのは2つ。
ひとつは、
「親以外で
100%受け止めてくれる人」を
作ること。
親はどうしたって
色々な気持ちが入ってしまうから
親ではない
友達や地域の人など
受け止めてくれる人を作る。
「この人は
何でも受け止めてくれる」
っていう人が
一人でもいることが大事。
それが安心感をうむ。
失敗しても大丈夫なんだ、
という土台を作っていく。
そのような関係を作るためにも
自分もそれなりに
地域の活動に参加したり
楽しむことが大事。
通常のママ友以外の場も大事。
それには自分が楽しいことがいい。
核家族化したり
コミュニケーションが
変わってきているからこそ
そのような関係を作る必要性がある。
そして
もうひとつは、、
親自身が自分を満たすこと。
。。。
===
2つ目の方は
ぼくが伝えていることと
ほぼ一緒だったので割愛します。
いかがでしょうか。
親として
すべてを自分で
やらなくてもいい。
親にはできないことを
周りの人に任せる、委ねる
周りの人の力を使う
っていうメッセージでも
ありますよね。
そして自分も楽しむ。
それにはやっぱり
信じること
「親自身の自信」
も大事になってきます。
どんなことを
感じましたか。
今日はここまでです。
第6回に続きます。
怒ったり、褒めたりどちらも大切なのではないでしょうか?親として思いを自分の中にためない方が良いのではないか?言いたいことは言う方が、後からでも分かってもらえる。私は最近、子供と接する際、なるべく「~しなさい」を言わないように心がけています。そうすることで子供はストレスを感じないでしょうし、私自身も「してくれない」と思わず済むからです。意外に子供は自分からお手伝いをしてくれたりします。そのときに「有難う」と伝えれば、もっといろいろとしてくれるようになるし、子供自身の成長にもつながると思いますが、いかがでしょうか。